二子玉川エリアマネジメンツは2015年4月10日に発足した二子玉川(世田谷区玉川1丁目~4丁目および周辺エリア)における持続的なまちづくり活動を進めるエリアマネジメント団体です。構成会員は、玉川町会、玉川高島屋S・Cを運営する東神開発株式会社、二子玉川ライズを運営する東急株式会社(当時 東京急行電鉄株式会社)の3社。世田谷区がアドバイザーとして参画し、官民連携のまちづくりを推進してきました。
2018年4月には公共空間活用を本格的に進めるため、都市再生推進法人を目指すことを決定し、翌年1月には一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツを設立。任意団体から法人へ移行しました。
2020年2月には世田谷区第1号となる、都市再生特別措置法に基づく地域のまちづくりを担う法人(=都市再生推進法人) としての指定を受けました。
都市再生推進法人は、まちづくりの新たな担い手として、行政の補完的機能を担いうる団体として市町村が指定します。指定を受けた団体は、まちのにぎわいや交流創出のための施設整備及び管理運営をはじめとして、地域のまちづくり活動の推進主体としての役割を果たすことが期待されます。(参考:世田谷区公式サイト)
2020年7月には世田谷区に都市再生整備計画の素案を提案。同10月には当法人からの提案を受けて、世田谷区により都市再生整備計画(二子玉川駅周辺地区)が策定されました。
二子玉川エリアマネジメンツは、二子玉川で行われてきたこれまでの活動や行事、歴史のほか自然など地域の資源を最大限に活用し、住民や企業や行政と連携し一体性をもって行う総合的なまちづくりに取り組みます。まちのさまざまな課題の解決に繋げ、一部の事業では収益を得る仕組みを構築し、収益を一定のルールのもとにまちづくり活動へ配分していくなど、自立的で持続性のあるまちづくりの循環を生み出すことをめざしています。
二子玉川地区におけるエリアマネジメントの取組み
これまでの主な経緯
2015年 4月 | 玉川町会、東神開発、東急(当時 東京急行電鉄)の3者で二子玉川エリアマネジメンツを発足。 その後、活動方針策定作業に向けて全6回のワークショップを開催。 |
2015年 12月 | 今後3か年の取り組みを策定。 |
2016年 2月 | 二子玉川エリアマネジメンツの活動を地域へ報告するため、第1回二子玉川エリアマネジメントシンポジウムを開催(以降毎年2月に開催)。 |
2016年3月 | 公益還元事業として「かわのまちアクション マルタウグイ産卵環境づくり」を開催(以降「野川ベース整備大作戦」も含め毎年3回開催)。 |
2016年11月 | 水辺公共空間での移動販売車(キッチンカー)による社会実験「二子玉川水辺キッチンカープロジェクト」を実施。 |
2017年4月 | 二子玉川花みず木フェスティバルに協力団体として参加し、第3会場(多摩川河川敷)を運営(以降地域活動などの支援・協力を随時実施)。 |
2017年6月 | 水辺活用の提案として「二子玉川水辺ヨガ」を開催(以降「二子玉川水辺茶会」「TAMAGAWA BREW」などのイベントを開催)。 |
2018年4月 | 公共空間活用を本格的に進めるため、都市再生推進法人を目指すことを決定。 |
2019年1月 | 一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツを設立、任意団体から法人へ移行。 |
2019年6月 | 二子玉川エリアマネジメンツ協議会を発足。 |
2020年 2月 | 世田谷区第1号となる都市再生推進法人として指定。 |
2020年10月 | 7月に素案を提案し、都市再生整備計画(二子玉川駅周辺地区)の策定。 |
2020年 12月 | 交通広場を活用した屋外広告物事業の開始 |
2021年2月 | 国土交通省により、多摩川河川敷・兵庫島公園一帯が河川空間のオープン化区域に指定 |
2021年7月 | 兵庫島公園における都市再生整備計画の事業(Mizube Fun Baseプロジェクト)開始 |
2022年 2月 | 「二子玉川 水辺と道路のボランティア・サポート・プログラム」4者協定を締結 |
2023年 10月 | 二子玉川地域活動支援事業「フタコファンサポート」を開始 |
2024年 6月 | 学校法人五島育英会東京都市大学との連携・協力に関する協定を締結 |
エリアマネジメント活動推進体制
役員一覧(2024年10月2日時点)
活動エリア
・東京都世田谷区玉川1丁目~4丁目
・東京都世田谷区上野毛2丁目/鎌田1丁目の一部
エリア内の公共空間(世田谷区立兵庫島公園、交通広場など)の活用を推進していきます。
決算公告
2019年度決算公告(PDFファイル)
2020年度決算公告(PDFファイル)
2021年度決算公告(PDFファイル)
2022年度決算公告(PDFファイル)
2023年度決算公告(PDFファイル)