コンセプト

二子玉川兵庫島公園ひょうたん池からみた眺め(2019年)

開催への思い

 多摩川の河川敷は、日が落ちると明かりが少なく人々の往来が減ることから、夜間の安全で安心な水辺空間をつくることは地域の課題でした。さらに、今年4月以降の新型コロナウイルス感染症拡大状況を受けて、多くのイベントや企画が中止となる中で、比較的感染リスクが低いとされる広大な屋外公共空間である多摩川の水辺を最大限に活用し、新しい生活様式に則した地域の人々の交流の場をつくることも、私たちまちづくり団体の大事な役割と考えました。

 そこで、イベント名を「Futako Tamagawa Light It Blue Park」と名付け、ウイルス鎮静への祈りと、医療・介護の最前線にあたる方々への感謝の気持ちを示す象徴として「青い光」(#LightItBlue)を用いて、水辺一帯を照らすことを企画しました。現地に来場せずとも、近隣の建物や二子玉川駅ホームなどからの眺めで、その思いを共有することができます。

 イベント期間中に募集する応援メッセージは、地域の医療・介護施設の関係機関のご協力をいただき、最前線で治療にあたられている従事者の皆さまやこのような状況下にあって地域の安定的な医療・介護体制を支えてくださっている方々へお届けいたします。

 ほかにも、「公共インフラ(橋)の共感媒体活用」「橋脚アートの発信地」「防犯・防災体験」など、さまざまな試みを織り交ぜました。

 この取り組みへたくさんのご関心をお寄せいただき、持続的なまちづくり活動への協力と支援の輪をさらに広げることも目標にして実施します。 

新二子橋(国道246号高架)からの眺め
二子玉川駅ホームから見た兵庫島公園と新二子橋(正面奥)、兵庫橋(右手)

 ※このイベントは、政府発表の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(5月25日改正)と東京都策定「事業者向け東京都感染拡大防止ガイドライン~『新しい日常』の定着に向けて~」に基づいた感染防止対策に取り組んで実施します。

 ※イベント内容は変更の可能性があります。