【速報レポート】二子玉川商店街と協働した路上利用の取り組みを開始しました

 一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツは8月9日、二子玉川商店街振興組合と協働し、沿道の商店街飲食店の店舗内の密集を避けるため、既存の交通規制時間内に限り、区道及び国道の道路占用申請を行い、路上利用の取り組みを始めました(詳細はこちら)。早速ですが、初日の様子について速報でレポートしたいと思います。

 今回の緊急緩和措置の条件の一つに、場所の条件として「道路の構造又は交通に著しい支障を及ぼさない場所」というものがあります。つまり、基本的な対象道路は歩道を想定しており、車道の利用には一定の条件が必要となることが分かります。私たちがこの取り組みにあたって最初に検討したのは、二子玉川地域のどこの道路(歩道・車道)を対象とするかでした。

 また、今回の緊急緩和措置は、新型コロナウィルス感染症の影響を受ける飲食店等の方々に対し、3密を避けた新しい生活様式に基づいた経済活動の支援をすることが大きな目的になります。この目的を果たし、二子玉川地域で飲食店や物販店が集まり、利用条件を満たす場所といえば二子玉川商店街、と考えました。

 以降、二子玉川商店街振興組合とともに6月末から現地調査を重ね、東京国道事務所や世田谷区道路占用担当の前向きなご協力をいただきながら各種手続きや協議を経て、路上利用の開始にこぎつけることができました。初日の8月9日時点では、3店舗(区道部分)がこの取り組みへの参加に名乗りを上げてくださいました。

 速報でレポートさせていただきましたが、実際の体験に勝るものなし。一度ぜひ「路上客席」に座ってみてください。どんな気持ちだったか、何を感じたか、そこから見たまちの風景は自分の目にどう映ったか…きっと、そんなことをその路上客席で誰かと話し合う機会がほしくなると思います。

 詳細はまた改めてお知らせしたいと思いますが、国道部分にあたる二子玉川西地区ふれあい広場前の道路では、二子玉川商店街及び近隣施設を訪れた来街者の方々が利用出来るような、テイクアウト席・テラス席としての路上利用を計画しています。今後の展開も含め、引き続きレポートをアップしていきたいと思いますので、お時間ある際にご覧ください!

(事務局:内野洋介)

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