【開催レポート】「二子玉川ネイチャーズデイ2024」を開催しました

一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツおよび二子玉川ネイチャーズデイ2024実行委員会は、6月1日(土)に、二子玉川公園前 多摩川河川敷にて、自然の中で遊び学ぶ一日限定イベント「二子玉川ネイチャーズデイ2024」を開催しました。

当日は天候に恵まれ、晴天のなか約1,500人の方にご来場をいただきました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。当日の様子を写真をともにレポートいたします。
※本レポートは、二子玉川ネイチャーズデイ2024実行委員会によって作成されました。

「二子玉川ネイチャーズデイ」開催レポート

都会らしさと多摩川の豊かな自然、どちらも感じられる生活都市、二子玉川。
ここには、日々の仕事の中で、自然を楽しみ、人との繋がりを大切にしながら、環境にやさしい活動にも取り組む人たちがたくさんいます。
2024年6月1日、そんな「自然を楽しみ学ぶプロ」と、こどもたちが多摩川で出会い、遊び、学ぶことができる一日限定のイベント「二子玉川ネイチャーズデイ」が開催されました。大人からこどもまで遊んで学べる7つのプログラムに、キッチンカーやローカルマルシェ、だれでも遊べる遊び場にあおぞら本棚が集まりました。

空の下、みんなで遊んで学ぼう!

まずは、一番高さのあるコンテンツ「クライミングチャレンジpresented by アークテリクス(アークテリクス二子玉川店)」。朝から「チラシをみて、これをやりたいと思ってきたんです!」のお声をたくさんいただいたプログラムです。突如現れたタワーに、河川敷を散歩するみなさんも興味津々。

アークテリクスさんは、ハーネス作りからスタートしたブランドということで、大人がつけるハーネスは、もちろんアークテリクスさんのもの。丈夫でしなやか、快適な着用感のベルトで、いろんなものを下げられるフックもついています。

もちろん、子供用のハーネスも借りられるので、つま先と踵が覆われた靴と、服装だけ気をつければ、小学生以上なら、経験がなくても登ることができます。

てっぺんの緑の石にたどり着いた時の達成感は格別!もう無理かも…と諦めかけた時も、スタッフさんがくれた声援が力になります。てっぺんからは、遠くまで見渡せました!

体を動かす体験はもう一つ「OGO SPORTS 体験会(OSHMAN’S)」。

OGO SPORTS(オゴスポーツ)は、ユニークなかたちをしたボールをラケットでうちあうあそびです。二子玉川の店舗でも販売されているオゴディスクを無料で借りられ、実際に遊ぶことができます。オゴスポーツは、ラケットの面が手から近く大きいので、小さいこどもでも楽しめるのが魅力のひとつ。会場でもパパやママと一緒にラリーをしているこどもたちの姿を多く見かけました。

OSHMAN’Sさんのお隣は、「火の扱いを学ぼう!薪を使った防災焚火体験(Snow Peak 二子玉川 Snow Peak LIFE BIOTOPE STORE 二子玉川)
Snow Peakの焚火台を使って、焚火の扱い方を学びます。

世田谷区では公園や河川敷での焚火は禁止されていますが、「二子玉川ネイチャーズデイ」では特別な許可を得て防災教育として焚火を実施しています。スタッフさんのお話を聞いて、真剣な表情で木や松ぼっくりを組んでいくこどもたち。いつもの場所で普段はできない、焚火体験をしてもらうことができました。

「二子玉川ネイチャーズデイ」には、つくるワークショップもあります。

木材を使用したオリジナルコースター作り(THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川)」もそのひとつ。THE NORTH FACE STANDARDの焼き印が入った木材に、イラストや文字を自由に書いてオリジナルコースターを作ることができます。大人もこどもも真剣に筆を走らせます。なかには2時間近く取り組んでいたこどもの姿も!

つくるワークショップは、ほかにも。

古着でできたフェルトシートでオリジナルのプランターを作ろう!(グリーンアップサイクル®)」。

着古したTシャツを活かしたエコバッグ作り(パタゴニア東京・二子玉川)」。

こちらは、家にあるTシャツを持ち込んで、エコバックにしていきます。

Tシャツをハサミで切って、切り口同士を結んで行きます。気持ちの良い風が吹く河川敷で、黙々と作業を進めるこどもたち。

出来上がったら、自分だけのバッグと一緒に記念撮影!

パタゴニアさんのワークショップテントの隣には、リペアトラック「つぎはぎ」がとまっています。

リペアトラック「つぎはぎ」は、ウェアの縫製修理、スタッフのサポートによるセルフリペア体験を日本全国で行っています。トラックの内装もとっても素敵なんです。

このリペアトラック「つぎはぎ」は、鎌倉のドーナツ屋さんの廃棄油で走っているそう。また、リペアに使うミシンも、テント前に設置された太陽光パネルの電力も使用しながら動いていました。

こちらのテントでは、ミシンを使った【クイックリペア】やリペアパッチなどを使った【シンプルリペア】による破れやほつれの修理、スナップボタンやジッパープルの交換を行っていました。

会場のお隣にある世田谷区立二子玉川公園ビジターセンターさんのプログラムは、「公園スタッフと行く!二子玉川公園の虫さがしと自然探検!(世田谷区立二子玉川公園ビジターセンター)」。
公園スタッフと一緒でないと入れない生き物のすみか「サンクチュアリ」での自然探検ツアーを開催してくれました。こちらは2回とも満員御礼の人気プログラムになりました!

「二子玉川ネイチャーズデイ」には、アウトドアブランドさんだけではなく、二子玉川のみなさんにもご協力をいただきました。
二子玉川近郊にあるかわべ農園さん、二子玉川でハーブティーを扱うSELF CARE TEAさん、二子玉川のローカルビールメーカーふたこビールさん、東京都市大学の諫川研究室さん、斉藤研究室さん。みなさんには、ローカルマルシェや、フードやドリンクを提供いただいたり、自由に使っていただけるテントや椅子の設営をお手伝いいただくなかで、訪れたこどもたちや、スタッフ同士の交流も生まれました。

夕暮れを迎えた川縁に等間隔に並ぶ後ろ姿に、フラフープを回すこどもたち。
いつもの犬のお散歩をする姿に、あおぞら本棚の側で読み聞かせをするお母さんの姿。
いつもの川辺には、さまざまな遊びと学び、そして出会いの景色が広がりました。
レポートの最後は、思いきり楽しむこどもたちと大人のみなさん。そして、アウトドアブランドのスタッフのみなさんの当日の様子を写真で振り返っていきたいと思います。

都会らしさと多摩川の豊かな自然どちらも感じられる生活都市、二子玉川。
ここには、日々のなかで、自然を楽しみ、人との繋がりを大切にする人たちがたくさんいます。
「二子玉川ネイチャーズデイ」はこれからも、そんな人たちが集える場を作っていきたいと思っています。

「二子玉川ネイチャーズデイ」の会場にご来場いただいたみなさま。
さまざまなかたちで協力してくださった企業・団体・地域のみなさま。
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

photo:MANAHO KANEKO,RIE MURAO(murahata works)
text:RIE MURAO(murahata works)

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