一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツは、2025年9月13日(土)に多摩川河川敷にて、兵庫島公園内 新二子橋の橋脚を巨大スクリーンとする野外シネマイベント「FUTAKO CINEMA NIGHT powered by Anker」を開催し、137名の参加者とともに映画『ミニオンズ』を楽しみました。
二子玉川 新二子橋の落書き防止に取り組む「新二子橋アートプロジェクト」をより多くの方に知っていただくことを目的に初開催した「フタコシネマナイト」。当日の開催の様子を写真とともにレポートいたします!
なお、今回、広報開始から数日間で定員を大きく上回るお申込みを頂戴したため、事前に受付を終了いたしました。ご関心をお寄せいただいたにもかかわらずご参加できなかった方は、次回開催の際にはぜひ改めてご参加をご検討いただけますと幸いです。

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当日の様子
今回、記念すべき第1回目となった映画イベント「FUTAKO CINEMA NIGHT powered by Anker」。当日は小雨が降る場面もありましたが、映画放映の会場が新二子橋の下のため、雨に濡れることなく、無事に開催されました。17時の開場時にはすでに30名ほどの方が列を作り、上映を心待ちにする様子が見られました。その後もご来場は続き、最終的には137名にご参加いただき、会場は大いに賑わいました。


開会式は、当法人事務局長・内野のあいさつからスタートしました。当法人の活動紹介に加えて、本イベント誕生のきっかけは、落書き被害を受けた新二子橋の清掃作業を偶然手伝ってくださった親子との出会いであることを語りました。「思いがけない出会いから始まった取り組みが、今夜こうして皆様に楽しんでいただけることを嬉しく思います」と、感謝を込めてあいさつを締めくくりました。

続いて、WUP世界橋脚会議の米沢氏より「新二子橋アートプロジェクト」の活動紹介が行われました。かつて落書きが目立っていた橋脚を「きれいにしたい」という有志の思いから始まったという経緯や、これまでの成果が語られ、今後も高架下をより素敵な空間にしていきたいという強い思いが伝えられました。参加者の方が「地域の橋脚を彩るアート」と「落書き防止」という活動に、熱心に耳を傾けてくださる場面も見られました。

さらに、協賛企業であるアンカージャパン㈱の蒲田氏からは、「アートを作りながら橋脚をきれいにしていく」という新二子橋アートプロジェクトの理念に共感し、活動に参加したという思いが語られました。そして最後に「今日は皆さんがきれいにしてくれた橋の壁に、Ankerのプロジェクターとスピーカーを使って、大きな画面で『ミニオンズ』を楽しみましょう!」と呼びかけがあり、会場は大きな期待感に包まれました。

開会式の締めくくりとして、当法人事務局員・田行より上映中の注意事項が案内されました。そのうえで「今日は映画館ではなく、河川敷で楽しむ特別な上映を、どうぞお楽しみください」と呼びかけがあり、映画の上映となりました。

今回上映した映画は親子みんなで楽しめる『ミニオンズ』。会場ではキッチンカーで買ったご飯を食べながら映画を鑑賞したり、映画の一幕を見て談笑したりと、終始団らんの和やかな雰囲気に包まれていました。
終演後には「またお外で映画を見たい」と話すお子さんや、「河川敷で映画を見られる非日常の体験にわくわくした」と感想を語る参加者の声もあり、本イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。



イベントを振り返って
今回、フタコシネマナイトでの河川空間や国道の橋脚を活かした映画上映を通して、参加者の皆さまに新二子橋を綺麗に保つプロジェクトの趣旨を身近に感じていただける時間になったと思います。また、屋外ならではの開放感の中、世代を超えて一緒に映画を見つめるひとときは、日常を少し特別にしてくれたのではないでしょうか。
今回のイベントを通して、「新二子橋アートプロジェクト」への理解や共感の輪が広がったことに加え、水辺の持つ新しい魅力や、地域での文化体験の広がりをあらためて実感することができました。これからも河川空間を舞台にさまざまな取り組みを重ね、次の世代につながる二子玉川の魅力を育んでいきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、そして運営を支えてくださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。今後とも二子玉川のまちづくりへの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。