【MFBWレポートフィナーレ】二子玉川の水辺の未来は、絶対に変わる!

当法人が運営する多摩川河川敷のスペースMizube Fun Baseで開催した水辺の使い方実験イベント「Mizube Fun Base Week2022」は10月9日、無事に終了いたしました。フィナーレとなる週末と最終日(DAY6&7)の様子をレポートします(レポートシリーズ一覧はこちら

最終日は降雨に備え早めに撤収。連日遊びに来てくれた少年も(なぜか)一緒に記念写真!

さまざまな「バリエーション」で日常を体感

 世田谷区立兵庫島公園の一角にある、約700㎡の河川敷の広場にトレーラーボックスを設置して「水辺のみんなの拠点」をつくる、という初の試みでしたが、期間中のお天気は「晴れ」「風の強い晴れ」「雨」「暴風雨」「小春日和」。昼と夜、平日と休日…と、さまざまなバリエーションを経験しました。これが「日常を考える」ということなのだ、と実感しました。

 どのようなコンディションにあっても、私たちがポジティブに楽しみながら対応できたのは、多くの方々からのご支援と応援があったからこそです。クラウドファンディングによる開催資金のご支援に加えて、現地へも毎日のように多くの方がMizube Fun Baseへ遠路からも訪れてくださり、私たちが作った水辺の新しい風景を楽しみ、面白がり、そして喜んでくださっていたことにスタッフ一同大いに励まされ、7日間を乗り切ることができました。

127%を達成し、174人の方からご支援をいただいたクラウドファンディングプロジェクトのページ

 そして私たちも、来場くださった方や通りがかりの方々へ、とにかくお声がけをして、これまでの取り組みの歴史や目的を説明し、この水辺の広場の未来像について言葉を交わすことをスタッフ全員、全力でやりました。今、体には疲れが残っていても、心には爽やかな風が吹いていて、私たち自身が未来をわくわくと待ち望むような心持ちでいます。

二子玉川の水辺の未来は、絶対に変わる!

 期間中、たくさんの新しい出会いがありました。よいことも少し耳痛いことも、たくさんのお言葉から学びや気づきを得て、数えきれないほどの笑顔もいただきました。だからこそ、

みんなの拠点をつくることができたら、二子玉川の水辺の未来は、絶対に変わる!

 そう、確信しました。

 これまでもそうしてきたように、公共空間である水辺における場づくりには、丁寧な積み重ねが必要です。劇的な「次の一手」を簡単には打てないかもしれません。それでも、この7日間の経験をしっかりと大切に発酵させて前進していきますので、引き続き、当法人の公式サイトFacebookInstagramそしてcommonアプリコミュニティをご覧いただき、この経験の「熟成具合」を見ていただければ幸いです。

イベントのキービジュアルのデザインで描いたような風景が広がっていました

 クラウドファンディングへの返礼品発送や個別のお礼は、現在、スタッフ皆で作業中です。お届けまでもう少しお時間をいただきますが、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。また、当プロジェクトについての総括・振り返りおよび検証と成果、今後の事業展開への反映につきましては、後日シンポジウム等で発表する予定です。その際にはまたご案内させていただきたいと思います。

 この度は本当にありがとうございました。まずは、ご支援をいただきました皆さまへ、完遂のご報告とお礼までに。

一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ一同

おまけ:1週間ありがとう!のお見送り動画

10月10日(月)「ルーメット」ことトレーラーボックス搬出をお見送りするスタッフ

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