国土交通省水管理・国土保全局は今年8月、「令和4年版河川空間のオープン化活用事例集」を作成し、ホームページで公表しました。
同事例集は、全国における様々な河川空間のオープン化の事例をとりまとめ、広く知らせることで、地方公共団体や地域住民、民間事業者等の多様な主体による河川敷地の一層の活用に資することを目的としています。
当法人が占用主体としてMizube Fun Base等の河川敷利活用事業を行う二子玉川駅周辺地区の事例も掲載されています。概要のほか事業スキーム、効果と今後の展開などをご確認いただけます。
9月28日には、同所へ国土交通省水管理・国土保全局をはじめ全12名の方々が視察にお越しくださいました。
二子玉川は、多摩川の河川敷の浸水域で都市再生推進法人が占用主体となり、都市再生整備計画に基づいて行われているという、全国でも珍しいオープン化の事例です。活用に際してさまざまな不便や制限がありつつも、多摩川によって作られた豊かな自然の恩恵に感謝しながら、自然の脅威への備えを両立していけるように日々模索しながら進んでいます。
今年度は、もっと楽しく使いやすくするために、みんなで水辺の未来のかたちを考える機会を企画し、10月3日〜9日の間「水辺の使い方を実験するMizube Fun Base Week 2022」を開催します。引き続きご支援とご関心をお願いいたします。