【開催レポート】防災・水害を学ぶ「目指せ 水防災博士!」を開催しました

二子玉川エリアマネジメンツは、2020年よりNPO水・防災機構と共催してきた「ぼうさいマイ・タイムライン」講座を、二子玉川ライズ協議会が主催する防災訓練イベント「イザ!カエルキャラバン!in二子玉川ライズ」内にて、9月18日(月祝)に開催しました。
※昨年の開催レポートはこちら→【開催レポート】親子こうざ「ぼうさいマイ・タイムライン2022

今年はじめて参加することとなった「イザ!カエルキャラバン!in二子玉川ライズ」は、毎年二子玉川ライズで開催される、防災体験とスタンプラリーを組み合わせ楽しみながら学ぶ防災訓練イベントです。
今回は災害がおきる”そのまえ・そのとき・そのあと”を想定し、各ブースで備えや避難に役立つプログラムが行われ、当法人は”そのまえ”のブースで、水害が起こる”そのまえの”避難計画(マイ・タイムライン)や天気の変化予測などの親子向けワークショップ「目指せ 水防災博士!」を NPO 法人水・防災機構および NPO 法人気象と地域防災フォーラムと共に実施しました。

※開催フライヤーはこちら→「イザ!カエルキャラバン!」フライヤー

イベント概要

■企画名:イザ!カエルキャラバン!in二子玉川ライズ BOSAI スタンプラリー そのまえ・そのとき・そのあと
■日程:2023年9月18日(月祝)11:00~16:00
■会場:二子玉川ライズ ガレリア
■主催:二子玉川ライズ協議会
■協力:玉川消防署 / 日産厚生会 玉川病院 / 大船渡津波伝承館 / (3.11)∞実行委員会 / 玉川町会 / (一社)二子玉川エリアマネジメンツ / NPO法人水・防災機構
■企画運営:NPO法人プラス・アーツ
■費用:無料
○プログラム一部紹介
そのまえおかたづけ / ジャッキアップゲーム / ペットキャリーづくり / 紙食器づくり など…

【目指せ 水防災博士!】(ぼうさいマイ・タイムライン)
水害が起こる”そのまえの”避難計画(マイ・タイムライン)や天気の変化予測などの親子向けワークショップ
ブース運営: (一社)二子玉川エリアマネジメンツ / NPO法人水・防災機構
協力:NPO法人気象と地域防災フォーラム
○コンテンツ (先着予約順)
1)みんなで作ろう!マイ・タイムライン
11:10- / 13:10- / 14:10- / 15:10- 各回15分程度
2)観天望気の書作り
11:35- / 14:35- / 14:35- / 15:35- 各回20分程度

※【目指せ・水ぼうさい博士!】は、公益財団法人河川財団の河川基金および(一社)関東地域づくり協会の公益助成対象事業です。
※「ぼうさいマイ・タイムライン」は、2019年台風19号により甚大な被害が発生した多摩川流域における今後の治水対策の取組として、「多摩川緊急治水対策プロジェクト」(国土交通省京浜河川事務所公式サイト)内の、「減災に向けた更なる取組の推進(ソフト施策)」に基づき、2020年より開催しています。

開催当日について

「イザ!カエルキャラバン!in二子玉川ライズ」は、11時から16時迄行われ、終始多くの参加者で賑わいました。
「目指せ・水ぼうさい博士!」も、これまでの開催方法から変更されましたが、11時10分から2つの講座を約20分程で全8回開き、全回満員と大盛況となりました。

会場全体写真1
会場全体写真2
みんなで作ろう!マイ・タイムライン実施の様子1
みんなで作ろう!マイ・タイムライン実施の様子2

(一社)河川情報センター 鮎川先生の「みんなで作ろう!マイ・タイムライン」では、参加者が住んでいる地域の模型やハザードマップなどを用いながら、自分だったらどんな事前準備をしてどう避難するか、マイ・タイムライン(避難計画)について考えました。子どもだけではなく、保護者も一緒になって、「自分の住む地域はどうだろう」と、いざという時の備えや避難計画について、考える機会となりました。

観天望気の書作りの様子1
観天望気の書作りの様子2

NPO法人気象と地域防災フォーラムの上野先生の「観天望気の書」作りでは、朝見る虹と夕方見る虹のあとの天気の違いは、といったクイズに答えながら、切ったり貼ったりなどの観天望気の書をつくる工作なども行いました。工作には、保護者の方も参加して「楽しいね」と一緒に観天望気の書を作る姿も見られました。

最後に・・・

これまで会場で単独開催してきたマイタイムラインを、今回初めて、二子玉川ライズの防災イベントに参加する形で実施しました。最後まで多くの方に参加いただいた「目指せ・水ぼうさい博士!」では、いざという時に自分や大切な人たちを守るため、また水辺のまち二子玉川がより安心安全に暮らせるための “マイタイムライン“を、本イベントを通して伝えることが出来ました。

これからも、防災の情報発信や啓発活動を継続して行うことで、地域の方々の安全な暮らしに寄与し、地域の方々が興味を持ってご参加いただける機会を設けていきたいと思います。
当法人の情報交流拠点Futako Fun Baseには、水害や防災に関する各種配布資料を設置しております。近くへお越しの際はお気軽にお立ち寄りいただき、お持ち帰りください。
Futako Fun Baseの場所は→コチラでご確認ください。

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