(一社)二子玉川エリアマネジメンツは、6月10日に、これからのまちづくりを考える「第8回二子玉川エリアマネジメントシンポジウム」を開催しました。
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当日の様子 第一部
会場は、二子玉川ライズ オフィス8階カタリストBAで、13時から16時の間、来賓や登壇者をお呼びし、事前申込で満員となった会場参加60名とオンライン参加50名の参加者と共にはじまりました。休憩を入れながらの二部構成です。
はじめに、当法人の佐藤代表理事による開会の挨拶が行われました。
法人の歴史や「ボランティア・サポート・プログラム協定」にも触れ、関係者や地元有志への感謝や、本シンポジウムでのChat GPTを活用した新たな試みもお伝えした上で、ご参加者の皆さまにとって充実した時間となるようにと述べ、開会となりました。
※ボランティア・サポート・プログラム協定とは・・・過去の紹介記事
続いて、来賓 世田谷の保坂 展人 区長、京浜河川事務所 嶋崎 明寛 所長、横浜国道事務所 宮本 久仁彦 所長より、ご来賓挨拶をいただきました。
来賓挨拶の後は、当法人 事務局次長 笠原徳広より、当法人の活動報告を、また関連した活動として、東京都市大学 西山敏樹准教授より「二子玉川学会について」、株式会社ビットメディア代表取締役社長 高野雅晴氏より「5Gプロジェクト」について発表しました。
第一部の最後に、事務局長 渡邉雄介より今後の活動について、これまでの法人のあゆみを説明し、組織の持続性を見据えながら、みんなと考え支えるエリマネとして、活動範囲をより街中へ広げ、多摩川エリアも含めた街全体の価値向上に繋げていきたいと述べ、第一部は終了しました。
当日の様子 第二部
第二部のはじまりは、「人が集まる公共空間デザイン・マネジメント」をテーマに、国士舘大学 理工学部 理工学科 まちづくり学系 准教授 西村 亮彦氏に基調講演をしていただきました。下北沢や三軒茶屋などで行った社会実験を元に、DIYアーバニズムの基本や計画のポイント、なぜ社会実験をやるのかなどをお話しいただきました。
続いて、パネリストである株式会社Connel 代表取締役 萩野 正和 氏から、ご自身が”暮らし”を起点にしたまちづくりや地域づくりをコーディネートしてきた経験をふまえ、これからのまちづくりにおいて「つかうこと」「つかわれること」への価値などについてお話をいただきました。
西村氏、萩野氏のお話が終わると、「ひとが繋がる公共空間の作り方」をテーマに、パネラーの西村氏、萩野氏、モデレーター佐藤代表理事によるパネルディスカッションが行われました。会場やオンライン参加者からの質問に加えてFutako GPT(Chat GPT)からも活発に質問をいただき、充実したパネルディスカッションとなりました。
パネルディスカッションの最後には、ChatGPTにより本シンポジウムの内容が要約・記事化された「二子玉川エリアマネジメント新聞」が出来上がり、参加者の皆さまに配られると、大きな歓声があがりました。
閉会の挨拶は、中村理事より、今後も関係各所と連携しながらまちづくりを進めていきたいと述べられ、3時間にわたるシンポジウムは終了しました。
開催を振り返って
4年ぶりに会場に参加者をお呼びして開催したシンポジウム。今まで以上に参加者の皆さまとコミュニケーションがよく取れたシンポジウムとなりました。会場参加した方からは、「とても楽しいシンポジウムだった。自分の住む街でも二子玉川のようなまちづくり活動を行いたい」と嬉しい言葉をいただきました。
ご来賓の方々、ご登壇いただいた方々から頂戴しました貴重なご提言等については、当法人の今後の力として、また未来を描くことに繋げていきたいと思います。引き続き、当法人への応援を何卒よろしくお願い申し上げます。
〇当日いただきましたご質問は、ご登壇いただいた西村氏からのご回答もあわせて、以下リンクよりご覧ください。
「第8回二子玉川エリアマネジメントシンポジウムQ&A」はこちら
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お問合せ MAIL:info@futako.org