【お知らせ】「二子玉川 水辺と道路のボランティア・サポート・プログラム」4者協定を締結しました

 (一社)二子玉川エリアマネジメンツは2022年2月25日【フタコの日】、国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所および京浜河川事務所、世田谷区の4者で「二子玉川 水辺と道路のボランティア・サポート・プログラム」協定を締結いたしました。

2022年2月26日第7回二子玉川エリアマネジメントシンポジウム内協定記念式での4者記念写真:左から、鈴木祥弘横浜国道事務所長、佐藤正一二子玉川エリアマネジメンツ代表、保坂展人世田谷区長、竹田正彦京浜河川事務所長

 本協定は、地域ボランティアによる国道246号橋梁・新二子橋を中心とした二子玉川の水辺エリアにおける美化清掃、美観創出、防犯防災などの活動を河川管理者(京浜河川事務所)・道路管理者(横浜国道事務所)・世田谷区が協力してサポートすることを目的としています。

【活動区域】

河川名:一級河川多摩川水系多摩川

路線名:一般国道246号

区 間:玉川三丁目2地先から鎌田一丁目地先(区立兵庫島公園)

 本協定は、国土交通省の国道維持管理制度「ボランティア・サポート・プログラム」に基づくもので、アメリカの「Adopt-A-Highway Program」から着想を得た制度です。米国オレゴン州ポートランドで見られる「シティ・リペア」活動のように、地域コミュニティが活動主体となり、自分たちの手で道路や公共空間を手入れすることで愛着心を高め、そのコミュニティ自体の活性化をも見込んでいます。

ボランティア・サポート・プログラムについてはこちら(国土交通省関東地方整備局公式サイト内)

 二子玉川では2016年から、水辺を愛する有志による定期的な新二子橋橋脚の落書き消し活動が行われてきました。当法人は2018年、この活動の持続的な発展に協力し支援するため、公益還元事業「かわのまちアクション」の一環として、橋脚周辺の清掃と壁面の美化(落書き消し)活動および再発防止のための壁面利活用(アート装飾)を開始し、活動継続のために許可申請と行政協議の引き受けのほか、用具や溶剤等の提供を行ってきました。

かわのまちアクション橋脚落書き消しと利活用についてはこちら

 当法人は本協定を関係管理機関3者と締結することにより、エリア内における一体的で持続的な活動の実現を目指します。具体的には、各申請・手続きなどの簡素化、各管理者間の連携推進と関係構築、タイムリーな情報交換、必要な物品等の購入・保管の負担軽減についてのアドバイス・協力を得ることができます。

 また、橋脚前には、この場所が有志によって大切に手入れされている場所であることをより多くの地域の方々へお知らせするための看板が設置されます。この看板デザインは、2020年9月に当法人が主催した水辺空間演出イベントFutako Tamagawa Light It Blue Parkのメインコンテンツ「橋脚壁面アート」で選出された作品を元にしています。(作品選出についてはこちら

 近くに親水路が通っていることから日中は多くの親子連れが集い、日陰や雨よけの場として地域で重宝されているこの場所を、隣接するMizube Fun Base(ミズベファンベース)と一体的に整備することで、より一層、地域の交流・憩いの場として誰もが安全に気持ちよく利用できる場をつくってまいります。

この記事を書いた人