当法人が運営する多摩川河川敷のスペースMizube Fun Baseで開催中の水辺の使い方実験イベント「Mizube Fun Base Week2022」3日目のレポートをいたします!(DAY2はこちら)
本日も天気予報は的確で、午前から雨。13時オープン後時間が経つに連れて雨脚が強くなってきましたので、17時で終了としました。
雨が降ると河川敷の人通りは激減します。それはごく当然のことのようでもありますが、東京地方で年間の降水日は100日超。つまり、1年の3割程度は雨の日ですので、水辺が日常の憩いの場・拠点になるには、増水の心配がない小雨程度の日も楽しく使えるアイデアが大切なのではないでしょうか。
雨天時の水辺を楽しく使い倒すには
そんな考えに基づいて、本日のMFBWのお題は「雨天時の水辺を楽しく使い倒す」。トレーラーハウスを模様替えして、雨の吹き込みを防ぐために締め切った車内を雨音を耳にしながら静かに物思いにふけるような場に整えてみたり、アウトドアオフィス席をMizube Fun Baseに隣接する新二子橋橋脚下へ臨機応変に移動してみたり。まだ雨が続きそうな明日も楽しめるような設えにアップデートしました。
例えば、高原で行うアウトドアキャンプのように時に霧雨の中、時に横なぐりに降る雨をただ眺めながら、お湯を沸かして温かいドリップコーヒーを静かに飲んだりすることが、渋谷から10分という都市での暮らしに取り入れていけるのはとても豊かなことなのではないかと思うのです。
こんなコンディションではありましたが、視察が2件ありました。まちづくりに関心があってお越しくださったという大学生のお二人には、スタッフが当法人の事業と活動だけでなく、Mizube Fun Baseの仕組みや目指す形などについて丁寧な説明ができました。
雨天時の水辺を「過ごしやすい場」と多くの方が感じるために何が必要であるかをスタッフ自身が身をもって体験し、それをしっかりと将来計画へ反映させていくこと。このことも「にぎわいイベント」ではなく「使い方実験」というMizube Fun Base Week開催の目的のひとつです。「自然と歩調を合わせて暮らしていく」。ぜひ、皆さまも実際に足を運んで体験しにきてください!
おまけ: DAY2のムービーナイト実験
こちらは昨晩DAY2、トレーラーボックスの白い壁面へ無線プロジェクターで映像を投影してみる実験の様子。ミニ野外シアターとして、ライブや映画を楽しむことができそう!(わくわく)